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令和元年度地域別最低賃金額改定の目安が公表されました!
第54回中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。
【答申のポイント】
各都道府県の引上げ額の目安については、 Aランク28円、Bランク27円、Cランク26円、Dランク26円 (昨年度はAランク27円、Bランク26円、Cランク25円、Dランク23円)となっています。
各都道府県の引上げ額の目安については、 Aランク28円、Bランク27円、Cランク26円、Dランク26円 (昨年度はAランク27円、Bランク26円、Cランク25円、Dランク23円)となっています。
(参考)各都道府県に適用される目安のランク
ランク |
都 道 府 県 |
A |
埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪 |
B |
茨城、栃木、富山、山梨、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島 |
C |
北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、徳島、香川、福岡 |
D |
青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
この答申は、今年の7月4日に開催された第53回中央最低賃金審議会で、厚生労働大臣から今年度の目安についての諮問を受け、同日に「中央最低賃金審議会目安に関する小委員会」を設置し、4回にわたる審議を重ねて取りまとめた「目安に関する公益委員見解」等を、地方最低賃金審議会にお示しするものです。
今後は、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申を行い、 各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります。
今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は27円(昨年度は26円)となり、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額となります。
また、全都道府県で20円を超える目安額となっており、引上げ率に換算すると3.09%(昨年度は3.07%)となっています。
※詳細を知りたい方は、↓こちら↓をご確認ください。
今年も、高い水準での最低賃金引上げ実施が見込まれます。
現時点での最低賃金764円+引上額目安26円=790円(※あくまでも、現時点での見込額です。)未満で雇用している従業員がいらっしゃる場合は、10月以降、賃金の見直しが必要となってきます。
各社、該当する可能性がある従業員がいらっしゃる場合は、早めのご準備をお願い致します。
category : お知らせ | posted at 2019.8.7 | posted by E.Y